漢字には、一番大切な宝物、という意味を。
読みには、自分の信じることを守り通せるように、という意味を込めました。
彼が生まれたのは ” 新型コロナウイルス ” という未知のウイルスに世界中が震撼した頃です。
この命をなんとしても守らなければいけない。
初めての育児は孤独と不安しか見当たらず、外に出れば静まり返った世界。
誰もが閉塞感と恐怖に打ちひしがれている時、大好きなデザイナーさんが言いました。
こんなにエキサイティングなことってないよ。
長い間生きてきたけれど、世界中が一丸となって、人じゃないものと戦うなんてことがあるとは思ってもみなかった。
世界中の人々が同じ敵に向かっていくなんてこと、信じられる?!
創造が止まらない!と。
電話口から聞こえてくる明るくて力強い声に励まされました。
そうだ、そういう風に生きてほしいと夫婦で何度も話していたんだった。
どんなことがあっても、飄々と風を切り気楽に生きる人になってほしいと何度も何度も。
鳥の目で広くを眺め 虫の目で探究し 魚の目で時を見る
そうして争うことなく自分を守れ
ひとすじの光よ、ようこそ。