頭が良くなるアレコレ

風林火山

知育玩具、知育アプリ、知育絵本、知育あそび、知能あそび、Play & Learn、脳トレ、感覚統合遊び、数感覚育成あそび、計算あそび、科学あそび、音遊び…。
世の中には、頭を良くするための遊びやおもちゃが溢れている。

本をたくさん読もう、1日◯冊!とか、食事の方法とか、あらゆる動作を無駄にせず、頭を良くしようとする風潮があり、我が子が誕生した時は、例にもれず、私も知育について熱心に調べたものである。

が。ある時ふと思う。

好きに遊んだらダメなのかな?
本人が夢中になっているなら、それで十分なんじゃない?

親が望む結果を先に置いて、そのための玩具や遊びを決めるのは傲慢だなと感じてしまいました。
遊ぶのは私じゃない。
なにを楽しいと感じるかは本人が決めることだ。
ということで、早期教育関連の全てから距離を置いている我が家。
おまつりにまつわるなにかを作り、おまつりごっこをし、おまつりっぽい動きや歌を披露して、毎日おまつりで忙しそうにしている幼児期を過ごしています。

そういえば、自分も子どもの時によく思った。
「将来のために」って言うけど、今はどうなの?今はどうでも良いの?と。

ま、そんなことを言いつつも。
優秀な子供を育てるための情報に振り回されてはならん、と心に決めていても。
我が子に少しでも良い未来を、と願う気持ちはあるのでうっかり振り回されてしまうこともある。
いまだって、英会話は早めにスタートした方が良いよなぁ、とか、体操教室に行った方が良いかなとか、思ってしまっている。

いずれにしても、我が子の人生にコスパやらタイパなんてケチな考えを持ちたくないなぁ、と思っています。
そして、当の本人はとにかくおまつり関係の色々が忙しいようで、習い事に行く暇はないそう。

せなけいこさんが仰った「絵本は、頭良くなるとか、そんなもんじゃない世界」という言葉を胸に。