自由気ままに生きた末、高齢出産をした私。
周囲に子育てをしている友人はほとんどおらず、その上コロナ禍。
行政からのアンケートや母子手帳の「育児について相談できる人はいますか?」の答えは「NO」。
誰にも会えずに過ぎていく乳児期は、子育てアプリ、子育て関係のネット記事を熱心に読んで、そうか、そうなのか、と頷いたり、おなじことで悩んでいる人がいるとホッとしたり。
しかし、これが疲れるのである。
コロナ禍が始まった頃だったので、初心者母たちの心は育児に加えて底知れない不安に疲弊していて、少しバランスを崩すと悪い空気が流れてしまう。
匿名社会、少しでも悪い空気が漂うと一気に暗黒に。
どうしたら良いかな?これで大丈夫かな?を優しく寄り添い合っていたはずの世界に悪意のある言葉が並びははじめ、睡眠不足と不安に煽られて私は簡単に心を巻き込まれていく。
こんなことにつきあってられん。
で、どうしたかというと、本当だったら誰かに話すのかもしれないようなことをとにかく書き留めて、読み返しては過去の私と対話した。
これは、良かった。なにせ、対話する相手は自分なので根本的に気があうのである。
書き溜めた色々は、我が子が成長した時に、母が何を考えて育てていたのかを知ってもらると良いな、ということで ” 母のつづり ” に少しずつ出していこうと思う。(牛歩…思春期までには…)