えほんねぶた

えほんねぶた

青森県黒石市にルーツを持つあべ弘士さんのねぷた絵制作について描かれた絵本。
青森県に縁もゆかりもない我々夫婦、おまつり男からのなんでなんで?どうしてどうして?に答えるのは難易度がめっちゃくちゃ高い。
特に、ねぷたの作り方を聞いてこられても、自分たち自身が本を読みながら、こうかも?そうかも?という程度の理解しかできていないので、彼を納得させることはできず。
お祭りだけでなく、親がうまく説明できないことは本に任せてきた我が家、ねぷたの作り方の絵本はないかと探して見つけました。

この一冊でイメージがつながる。
あべさんを真似て絵を描いては光にかざし、こういう感じか〜なんてやっています。
ロウ引きは危ないからまだダメだよ、と言っても、憧れは消えず。
呑龍さんに大きくなったらやれば良いと言ってもらってやっと諦めがつき、水を塗って光にかざし、光ってる!とやっています。
水引きを楽しんだ結果、どんなによく描けた絵でも最後には破れていく…。
まあ、本人が楽しそうだから良いとしよう。

弘前ねぷた in 神戸 2025 のクリエイターワークショップで描いた ” わに ” の美人画はこの絵本の影響です。
ワニのまわりのロウ引きは会場にあった道具をお借りして母がポンポンさせてもらいました。

えほんねぶた / あべ弘士
講談社